食べたものが私をつくる
化繊のカーテンを麻に変えたら、朝起きてカーテンを開けるのが楽しみになった。
幸運なことに人目をあまり気にしなくて良い環境なので、太陽の光が適度に透ける薄いカーテンが気持ちいい。
私は自分の食欲を信用していない。
食べたいものを食べたいときに食べたいだけ食べていたら、エネルギー過多になってしまう。
サバンナに生きていた頃から変わらない私たちの本能は、「カロリーの高いものを見つけたら食べられるだけ食べろ」と命令する。
私たちの本能はそういうふうにできている。
この飽食の時代には命取りだ。
だから理性を働かせ、コントロールしようとする。
冷静に身体の調子を見極めれば、きっと「ジャンクフードじゃなくて野菜を食べろ」と教えてくれるはず。だってその方が理にかなっているし、身体の調子も良くなるはずだから。
ただし、ストレスをためすぎてはいけない。
過剰な長期的なストレスこそが諸悪の根源だ。
だから、緩やかに、少しずつ。
丁寧に食べるものを選んでいくのが近道だと思う。
私たちは、自分が食べたものからつくられているのだから。